ご案内した支援活動の報告が送られてきましたので、皆さんにお伝えします。
現地は福島県田村市の旧春山小学校にある被災者避難所です。
野手常務を団長とする9名のスタッフにより、26日の夕食(麻婆豆腐、ブリ大根、ブリの刺身)、食後のコーヒーと甘味を振る舞ってきました。
ボランティアですが、全てが揃っているわけではありません。調理などは教室横の軒下で行い、火は持参のコンロ、水も持参のモノを使用しての調理となります。こんな簡易な設備で250人もの夕食を作るわけですから、やっぱり乃家のプロがいないとできません。報告を聞いて、そしてこの写真を見て、参加した皆さんの苦労を改めて知りました。本当にお疲れ様でした。
大変な苦労をして、しかも経費や時間も使って、皆さんに参加をしてもらいます。
第1に現実を知ること。テレビで見て、多くの人は知った気になっています。でも、現実に見ると、避難してきている現状は大変なものです。日本の避難者へ対しての対応のほころびも見えます。多くの問題があることを感じましょう。
第2に自分たちのできることを考えて行動しましょう。設備は限られています。平素の仕事では設備にしろ、材料にしろ、不満もあり、解決を他者に依頼します。でも、この場では解決するのは自分たちです。すべての問題は自分たちで解決しなければなりません。
最後に、本当のホスピタリティーを考えてみましょう。お店であればお客様の気遣いをするといっても限られていたります。しかしこの場合の可能性は無限大です。マズローが人間の欲求を5段階に定義していますが、高度な欲求にまでどう高めていけるか。私達は本当の気遣い、気配りを試されています。
帰ってきたスタッフに聞くと、一様に「ありがとう。」と感謝されることに喜びを感じていました。私たち自身が高度な欲求を満足できた喜びもありますね。
でも、この喜びを継続させる為にも日頃の仕事の成果が必要です。
5月も必ず結果を出しましょう。お願します。
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