何の写真かと思われたことでしょう。
タリーズお奨めのブラウニー・モカ。新商品です。この写真を撮って置こうと思っていたのが、ある事件で何もかも忘れて飲み干してしまいました。
もっとも、このブラウニー・モカも「テラスで飲まれるようなので通常よりも熱くお作りしました。」と気働きをしてもらったのですが。
この新商品をもってあるタリーズのお店で店長とミーティングをしようとしていた、というよりも始めていました。
その時に、可愛い子犬を連れた可愛いお嬢さまが私たちのところに戻ってきたのです。
彼女は私たちよりも先にタリーズでお茶を楽しんでいました。子犬が可愛くて、とても印象に残っていたのでした。
話を元に戻すと、そんなことでそのお嬢さまが私たちに近づいてきた時に、まさに私たちに何か言いたいことがあるというのを感じたのです。
「あのー、会議をされているようで、お忙しいと思いますが、・・・ごめんなさい。どうしても、・・・言いたいことがあって…。」
か細い声で、そのお嬢さまは訴えるように話をされました。お顔に緊張感がほとばしっています。
「こんなことを言っていいのかわからないんですけど、・・・わたしは、・・・このお店が大好きなんです。このお店がというよりは、・・・ここで働いている方々が、・・・親切で、・・・大好きなんです。」
私も店長も、この時点になってやっとこのお嬢さまのお話の意図が分かり、立ち上がり、
「ありがとうございます。」深く深くお辞儀をしました。
「すみません。でも、・・・どうしても言いたかったんです。」
最後には、そのお嬢さまは緊張のせいで涙ぐんでいました。横にいた店長も涙ぐんでいます。見えなくなるまでお見送りをして、
座った途端、写メを取るはずのブラウニー・モカを一気に飲み干してしまいました。
やー。これこそが『日本一感動いっぱいの会社』。
そう思ってみても見なくても、そのタリーズのお店には賑わいがあり、笑顔があり、挨拶があり、店頭の告知も確りされています。誰にでも「うちのお店です。良い店です。」と大きな声で言えますね。
店長、そしてフェローの皆さん、こんな嬉しい場面に遭遇させてもらいありがとうございます。一人でも多くのお客様に感動してもらいましょう。そして私たちも感動しましょう。人が感動を創り、感動が人を造る。そんな瞬間でした。