家庭における学力向上
日本PTAの各種大会では恒例となっている陰山先生の講演資料です。1時間余にわたるお話しでしたが、最後のこのスライドがすべてを物語ると思います。こうして読むと当たり前のことを当たり前のように家庭で行いなさいということでした。
いろんな例や資料を使っての講演の中でひとつ感じたのは、役所という組織は動き始めるのにものすごく大きなエネルギーが必要で、動き始めさせるのに大変時間がかかりながら、一方で動き始めると、今までの遅さが信じられないぐらいにすさまじく動くということです。ゆとり教育と叫ばれた方針は今ではまったく語られることがなくなり、本当に学力向上一本やりの動きになってしまっています。これまた、恐ろしいような気がします。
結局は、日本人、日本国がどうあるべきかというビジョンがない限り、大きな振り子が振れるだけの改革に終わるのでは・・・・・。