あるお客様が亡くなられました。一番最初にご購入頂いた車はBMW2002だったということですから、1970年ぐらいだと思います。末永いお客様である前に、亡くなった父親の幼なじみでした。
偶然にも、その方の長男と同じ大学に私が通うことになり、その方と父親は一段と話が弾むようになったように思えました。ショールームでお会いした際も、私は友人の子供であり、自分の息子の後輩という、ダブルでの親近感を持っていただいていることが感じられました。
ご自分の事業だけでなく、地域の商工会議所でも活躍され、父親の友人のなかでも一番の人格者でした。お会いすると、言葉よりもその笑顔に何となく励まされました。私の父親が9年前に亡くなって、心の支えみたいに感じていました。
親族以外では亡くなられて一番のショックです。今はただご冥福をお祈りします。