先週の金曜日、中学校の同級生から飲みに誘われました。金沢市の夜景が一望できるお洒落な割烹風料亭(?)に連れて行ってもらいました。
彼とは同じクラスになったことはありませんが、3年生のときに生徒会で何回か会った記憶があります。当時の私の中学は1学年17クラス、しかも1クラスに40名ぐらいいましたから、全校生徒が2000名以上という超マンモス校。同じ学年でありながら17クラスもあると、1階から3階までクラスが分かれてしまい、今でも同級生といわれても一度も面識がないケースがかなりあります。笑えるのは、学期の初めと終わりにあった全校朝礼に2000人が揃うのに小一時間かかり、体の弱い子が朝礼中にバタバタと倒れていました。現在は回りに沢山の新設中学ができて、また昨今の少子化で、全校生徒が600人程度だそうです。教室はがらがらでびっくりしました。
そんな同級生の彼といろんな話しをして、私が浪人していた時の友達が彼との共通の友達だったり、連れて行ってもらったお店の女将のお父様がかつての当社のユーザーだったり。びっくりしたのは、その日の午前中に知り合いの方のお別れ会で私の4人隣にいらっしゃったとのことでした。本当に誰に見られているかわからない、驚きました。
彼は取引銀行の前の当社の担当者で、子供のころから全く一緒ですが、本当に頭の回転が速くて、ユーモアと度胸のある、いわゆる出来る男です。年間150冊程度の本を読むそうで、私の30冊はお恥ずかしい限りですが、インテリ的な面も持ち合わせています。一方で、中学当時の生徒会でできた友達の数名とはいまだに手紙のやり取りなどあり、友人関係も大事にします。爪の垢でも煎じて飲ませてもらおうかな。
40も過ぎると、昔は見向きもしなかった同窓会が懐かしくなります。このような言葉は前にも書いたかもしれませんが、しみじみ思うものでした。