あるコンサルティングの指導で平成20年から連結決算を組む予定です。そのコンサルティングの方にこれまでのことを話しているうちに、社長の仕事とは何なのか考え込んでしまいました。ひょっとして、社長として実務に手を突っ込むことが、結果として社員の皆さんの成長を邪魔してきたのでは・・・・。
首都圏で事業を行なっていますが、彼らの仕事に手を貸すことは業務も分からず全くできません。いろんな問題が発生しても、結果として自分たちで克服せざるを得ないこととなっています。研修まで自分たちで作り始めてしまいました。
一方で北陸でのBMW事業はというと、そこまで自由に振舞ってはいないようです。能力がないわけでは決してありません。きっと、自分たちで解決するチャンスがなかったからでしょう。ないというよりは、私が貴重な機会を潰してしまったのでは。
企業は人です。社員一人ひとりの成長なしに企業の発展はありません。今年のBMW事業は、皆さん自身の工夫や試みですべてを解決してみてください。あえて、誰も手を貸してくれない環境になったと考えましょう。売上げも利益も、資金も、人事や研修も、マネージャーを中心として皆さん自身でレベルアップしていくことをお願いします。