国家の品格の著者 藤原正彦さんの本です。第2次世界大戦以前は、日本でも占領したり併合したりした海外の地域で日本語教育を行ないました。これは、その地域の文化を破壊し日本化してしまう、もっともストレートな仕業だったのでしょう。これからも分かるように、日本語を話すから日本人であり、日本の考え方や感じ方をするのだという主張の本です。
ただし、200ページのうちの90ページが氏の主張に割かれていますが、その後はエッセーでした。言葉は悪いですが、何か騙されたような・・・・・。
つまり、立ち読みで十分読める量ですから購入するには至らない気がします。ほんとに。