堅い話になりますが、
国民一人当たり国内総生産という数値があります。
2000年、2005年、2008年の国別ランキングで日本の順位は3位、14位、19位と落ち込んでいます。問題なのは順位だけでなく、その金額。ドル表示の金額で2000年から2008年の8年間で微増。それに対して、3回連続1位のルクセンブルグは46,360ドルから80,972ドル113,044と2.4倍になりました。また、各年の30位は2000年のスロバキアは3,800ドル、2005年のトルコは7,108ドル、2008年のメキシコは10,235ドル。これは2.7倍です。
8年間で世界中が2倍以上になっている時代に日本だけが微増。そりゃ、みんなの生活は苦しくなりますよね。
悲しいけど、これが近年の日本の現実だった。
企業と一緒で、国家としてもお金儲けができる仕組みに変えないと後の世代では日本が後進国と呼ばれるかもしれない。香港とは違う道でなければならないと思うけど、日本の仕組みを変えてほしいものです。
言ってみれば、10年前の株式会社イーピーエム・コーポレーションはBMWの新車販売で粗利益を稼いでいました。それから、中古車の粗利益が増え始め、この数年はテクニカルの粗利益が多く伸び、逆に新車の粗利益が激減しています。自然と変化した面もありますが、人為的にがんばっている部分も大きいものです。人事考課制度もそれにつれて変えたり、人員配置も考慮したり。
知恵をスタッフ全員で出し合って、各社がどのように変化するべきかを深く深く考えましょう。国でさえ変化しなければならない時代、企業ならなおのこと。しかし、一人ではできません。知恵も実行も、チーム一丸にならないと。