家庭裁判所から郵送物が。PTAの事務局でも会社でも、やっぱり「社長まさか!」と思われるのにも慣れました。
PTAつながりで金沢家庭裁判所委員を2年務めていました。13名が選ばれて、用件としてはいろんなケースについて一般の人に議論してもらい裁判員と世間の意見が離れないようにすることと、この13名を通して家庭裁判所の存在を世の中に伝えてもらうというのが目的のようです。
今回は“保護的措置を巡る問題”というテーマで2時間ほどお話し合いをしてきました。この保護的措置をいうのは、子供の軽微な犯罪において刑を与えるというよりは、あくまでも更正させるための手段として取られるものです。大きく分けると3つあり、一つはグループワーク。事件について話し合わせたり、親子で合宿を行って指導したり。二つ目は、一般的な講習。免許の更新時に見る交通事故のビデオに似ています。3つ目はボランティア活動。大規模な掃除活動や老人ホームでのお世話などです。そして、終了時に感想文を書かされたりするそうです。いろんなことやってるんですねー。
なんだか、うちの始末書に似てないでしょうか。短期的に人間を変えるというのは難しいことですが、最後は自分を愛してくれる人がいることと、誰かに必要とされている実感を得ることが更正させるキッカケとみんなで納得した次第です。でも、難しい・・・・。
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