先日、黒籠嶋 横浜馬車道店で鹿児島県ご出身の方々をお呼びして試食会を行いました。お料理やお酒(もちろん焼酎!!)、鹿児島の方のお好みや調味料について生のお言葉を頂きました。
その中で、お料理の説明がもっと欲しいというお言葉を頂いています。
当日はフリーのお客様もなぜか(?)かなり入店され、お店はかなりいっぱいいっぱいになっておりましたが、見ている限りアルバイトを含めてお伝えしようとしようとしいるようでしたが・・・。なんでかなぁ。
そんなことを考えていて社内の新メニューの試食会のことを思い出しました。新メニューということで、料理の名称、素材の産地の説明はお客様にお話するのと同様ですが、加えて料理のポイントについて説明してくれています。その説明こそが、私たちを納得させたり、感心させたりするポイントだったのです。
そのなことを毎夜の電話や週間のスカイプ会議で話してみると、いろんなことがあるわあるわ!!!!!
私たちが普通に食べている治部煮、鴨の肉はわざわざ油を落とすために炙ってから煮ている。ゴーヤの天ぷらは、その苦味を和らげるために湯通ししてから揚げている。加賀太胡瓜の漬物は塩で一晩も漬けている。その他にも・・・。
この2年でキッチンの腕前は驚くほど上がっています。やっぱり、このことをお客様に伝えないとわかりませんね。周辺の居酒屋なら冷凍だったり、加工品を仕入れて同様にお出ししているところを、私たちはひと手間をかけてお客様に美味しく、そして安全な料理をお出ししていることを、もっともっとお伝えしたいですね。
冒頭に料理の説明をもっとしてほしいという言葉も、こんな内容を教えて欲しいと言うことだと思うのです。
これは何も居酒屋に限ることではありません。タリーズの豆の説明も、中古車での比較の説明も、もちろんBMWやMINIの説明も、そして整備や点検なども同様です。お客様視点を貫くという意味がここにあります。
貴方が居酒屋の大将だったら、喫茶店のマスターだったら、中古車ディーラーの社長だったら、BMWやMINIの設計責任者だったら、板金塗装の親父だったら。どんな説明をお客様視点で貫くのか。
考えて下さい。