ある会合で“貴方の仕事の使命は何か?”という話しになりました。自分はというと、お客様にBMWを使うことで人生でのいろんな場面を楽しんでもらうこと。また、そのようなお客様を一人でも多く増やすこと。いわゆる企業理念通りのことが真っ先に浮かびました。でも、もう少し考えていくと、BMWというメーカーからは、やっぱり一台でも多くのBMWを市場に出すこと。金融機関からすると健全に借入金を増やしていくこと。地主の方には、月々しっかりと家賃を支払い、事業の名声を高めることでその土地の価値を高めること。そんなことが浮かんできました。でも、最終的に行き着いたのは、歓びそして感動する、または人を感動させる人を育てることなのかなぁと思います。
ちなみに、社内の感動委員会で最近感動したことというアンケートを取っていましたが、どんなことに感動したのでしょう。感動した思い出が無いということでは寂しいですね。実際は私たちの周りには感動することが転がっていると思います。ただ、多くの人はそれに気がつかない。感動するには、感動することに敏感でないと感じられません。感動に敏感ということは、人を感動させることに敏感な人なのではないかと思います。例えば、スキーで富士山から滑走したという話しも、スキーをしたことのない人とある人、または実際に富士山の麓でスキーをしたことのなる人では感動の度合いは大きく異なるはずです。
この間の私の誕生日の出来事は、ただ単に個人的に嬉しいという次元を超えて、他人を歓ばすことに敏感になった皆さんにとっても嬉しく、本当に感動しました。是非とも、その感性を使ってお客様や家族、友達、お知り合いを歓ばせて上げて下さい。きっと、自分にも帰ってくると思います。感動が倍返しされると思います。人生を幸せなものにできることでしょう。