BMW取締役会会長の交代
今年の9月1日をもって2002年からBMWを率いてきたパンケ会長の交代が決定しました。ローバーとの合併に失敗したBMWを財務面で建て直し、1シリーズをはじめラインアップを大幅に増加することでいまや世界を代表する自動車メーカーに育てた功績があります。販売台数は130万台を越え、今年の税引き後の利益が40億ユーロ(約5,000億円)、会計上の違いはありますが経常利益では1兆円となる予定です。
次の会長はノルベルト・ライトホーファー(50歳)、製造の専門家です。ラインアップが増えたことから、次の10年間は生産性の向上を視野にいれてのことかもしれません。日本にはどのような影響があるのでしょうか。良い影響が表れますように。