一昔前に「会社の寿命」と言う本がベストセラーになりました。いろんな資料を調査した結果、30年と言うのが平均寿命であるというのが結果であったと思います。原因は、私たちのライフスタイルの変化に伴う環境の変化に対応できないことなど、いろんなことが考えられますが、30年と言うのは大変重い数字だと思います。
また、地域のある社長が、10年前に企業理念や方針などをともに勉強する会に参加していたそうです。その方は、その勉強会が原因かは分かりませんが、企業をますます発展させ、地域で有名な企業に育て上げました。10年たって同窓会に参加したところ、意外な結果に唖然としたそうです。
当時の100名の参加者のうち、企業が発展していたのは7社のみ。しかも、30社あまりが倒産や統合され、存続していなかったと言う事実がありました。
30年と言う長期的な将来まで行かずとも、たった10年を乗り越えられる企業の少ないこと。環境がいくら変わったとしても、その運命は私と社員である皆さんに委ねられています。
普通にやっていては10年さえ幸せにいられない事実。憂いでも仕方ないわけですから、この9月、最大の努力と工夫。そして結果を残しましょう。