一昨年の石川県の人口統計で、石川県全体の人口が減少して中心となる金沢市の人口が微増という結果が出ていました。富山も押しなべて同じような状況だと思います。そんなことが頭の隅にありながら、これに関連した2つの記事を見つけました。
ひとつは、
人口、再び大都市集中・東京圏転入超過、バブル期並み(07:01) という記事です。千葉、埼玉、神奈川を含む首都圏への人口流入が1987年に次レベルになったという記事です。昨年11ヶ月で11万4000人が転入超過となりました。
二つめは、
世界の都市人口、年内にも地方上回る・国連推計(1/12)という記事です。アフリカやアジアで爆発的に増える人口が都市に流入していることと、地域である地域が都市化していく2つの原因があるとの説明です。
ありがたいことに、この2つの潮流にあわせるような社説(
社説 人口減にらみ加速する内需型産業の再編(1/9))までありました。あまり深くは思考されていませんが一応の流としては、世界市場の中で生き残るため「選択と集中」を掲げてリストラを進めた輸出型産業に対し、目下の内需型産業の再編は「総合化」を軸に進んでいる。ということだそうです。
さて、当社では業種は変わりながらも首都圏への進出は着実に進めることができました。その一方で北陸の地の自動車事業の方向は規模の拡大に他なりません。疾風勁草を知る。この一年を大きな発展のきっかけにしましょう。