石川県を中心としてファンシー雑貨を扱っているアミングという企業があります。人づてに聞いたとところによると、社員研修の一環として毎日感謝したことを10個書かせるということを続けているそうです。毎日で、しかも10個というのは大変なことだと思います。
教えてくれた人も実際にやってみて、4-5個は何とかかけるそうですが、それから2-3個増やすには先のことを分解して何とかという状況だったといっていました。最終的に10個にするには、純粋に感謝したことを超えて、お客様のクレームや上司に叱られたこと、一瞬は感謝というよりは不機嫌になるような内容を感謝として捉えなければ10個にはなりません。結局は、一日のすべての関わりを感謝として考えるようになることに、教育としての効果があると言っていました。
いい話だと思いませんか?でも、これをいい話として聞くだけに終わるか、実行してみるかが大きな違いとなって現われることでしょう。とりあえず、9日のことを考えてみました。やってみるとほんとに難しいです。
1.飛行機ですれ違った後に、わざわざ戻ってきて挨拶してくれた鶴見さんありがとう。
2.日経新聞を捜してきてくれたキャビンアテンダントの方ありがとう。
3.代理出席ですが会議に出る機会をくれた米井さんありがとう。
4.経緯を説明してくれた福井県の方ありがとう。
5.メールで直ぐ調べて返信をくれた遠藤さんありがとう。
6.携帯電話による子供たちへの悪影響を説明してくれた文部科学省の方ありがとう。
7.帰りの飛行機の確認してくれた池田さんありがとう。
8.モノレールでカバンが当たった際に謝ってくれた隣の方ありがとう。
9.問い合わせに親切に説明してくれた伊藤電機の店長ありがとう。
10.すべての社員並びにアルバイトの皆さん、ありがとう。