前金融担当大臣伊藤達也代議士の講演会に行ってきました。結論的にいうと、理論整然と分かり易く現在の複雑怪奇な経済政策を説明してもらいました。素人にもわかる判りやすい言葉で、しかも優しい声でゆっくりと話してくれた伊藤さんは本当に凄い人だと感心しました。また、現在の政府が行なっている“上げ潮政策”も根拠のある政策で上手く行きことを期待します。
“上げ潮政策”というのは、企業の経営と同じ感覚で国の財政をまわそうという感じがしました。官僚に任せておくと財政を均衡させるために、すぐに消費税の増税で収入を増やして均衡させようとします。しかしながら、企業であれば、まずは経費を削って、その上で売上げを増やすことを考えます。売上げだけで、または経費を削るだけで均衡させることは考えないはずです。伊藤氏いわく、過去アメリカでも同じような状況になり回復した際には、支出の削減が7割、収入の増加に3割程度の比重で成功したとのことです。企業でも同じ割り合いである様な気がします。
伊藤代議士もこの”上げ潮“政策も大きな成功を遂げことを期待しています。また、この講演会を企画してくれた金沢市議会議員山野之義さん、ありがとう。
伊藤達也代議士HP
山野之義市議会議員HP