今日は塚本幹雄さまの講演を聞いてきました。氏は経営には経営哲学と経営システムが必要であると結論付けています。例えば、整理整頓を社員に説く一方で、他部門による清掃状態の点数付けがあるなど、哲学とシステムが上手くかみ合っているのが典型的な話だと思いました。
理系的な緻密な考え方をされており、いろんな意味で根拠を求めています。歩くスピードと生産性は比例するという持論をお持ちでした。それだけでなく、それを示すために日本各地で県庁前の歩くスピードを計ったそうです。その結果、20年前に歩くのが遅かったのは鹿児島県で、早かったのが大阪府。しかしながら、最近では遅いのが大阪府で逆に早いのは東京都だとのことでした。
先の経営品質でも当社で指摘されていの点は、数値を計って確認していく作業でした。塚本さんがいろんな部分でシステムとして採用している部分です。とっても参考になった30分でした。