お休みに家族で温泉に泊まってきました。
昔は温泉に泊まるというと団体で男性。風呂に入って宴会で飲みまくってというのが一般でした。それが家族などの小さな団体が主流となっていることは知られています。それに呼応して、温泉はどう変わっているのか。たとえば食事。
昨年のお休みにお泊りした七尾の美○荘は、上げ膳据え膳のお部屋での食事から、板場に近い場所で作りたて揚げたて焼きたての美味しさを味わってもらうことを追及していました。本当に美味しかったことを覚えています。場所はオープンスペースでした。
今回泊まった矢○屋では板場の近くに料亭のような個室が完備されていました。板場に近くて、しかもプライバシーがあって。設備のことを考えても、いろいろ考えてあると感心しきり。そして、その設備にまして工夫があったのは食後のスイーツ。食事自体は、昨年の美○荘のほうが美味しかったような気がしますが、スイーツは明らかに矢○屋のほうが上を行っていました。ありきたりのものでなく、料理長が一生懸命考えて作ったと思えます。さすが。
ということで、温泉宿は家族や女性主体のグループ客を掴まえるために必死です。宴会会場から板場に近い料亭風の会場に。会場もオープンスペースから個室主体に。食事も地物の食材を使った食事だけでなく、食後のスイーツにまで気を配ることに。
昨年と同じことをするということは停滞を意味します。常に新しいチャレンジを。全員で考えていきましょう。