商工中金会に行ってきました。スケジュール的には以下のとおりです。
15:30-17:00 講演会『日本経済、不況下に勝ち残る経営戦略』 関 満博氏
17:00-19:00 懇親会
19:00-22:00 自主的勉強会
第一の講演会は最後に石野さんが謝辞で言われたように「不況下に勝ち残るにはオーナーが死ぬ気でやれ!」の一言に尽きるというのが要約でした。でも、面白いのは中国でも台湾でも、ヨーロッパでもアメリカでも、経営者は市場を求めて世界中を移動します。日本人のみが日本から出ようとしないようです。仮に工場を中国に移しても、代表者が指揮するケースは少なく、誰かに任せてしまいます。そこで、チャンスを敏感に感じ取れず、また決済もできずに失敗してしまう。日本が海外で成功しない決定的な要因がここにあるそうです。
その後、懇親会を終え、仲間内で日本銀行の森金沢支店長の話を興味深く聞いてきました。支店長いわく、どんな経済指標を分析しても世界中で一番日本は軽症である。しかしながら、世界中で一番この不況を恐れているのも日本である。ここに日本の問題がある。ピンチをチャンスに代える。この力が試されていると。
その後、ひとりずつ、日銀支店長に今後企業をどうしたいのか宣言(?)させられました。いやー、厳しい。