モーターマガジン3月号(ドイツ、そして欧州市場の現状、p170-171)によると、欧州でも経済後退の影響は出ているが『ドイツブランドの落ち込みは比較的小さく、日本車は厳しい』という記事がありました。
『ドイツブランドのモデルは、たとえ経済情勢が悪くなってもユーザーが積極的に買いたいと思わせる何かがあるからだ。それはこれまで何度も言われているエモーショナルということだ。すなわち思い入れの要素である。具体的にそれはデザインであったり、性能であったり、また伝統であったりするわけだ。~中略~反対にトヨタに代表される日本車は、最初から不特定多数を狙った大型商品であり、それゆえに個性は薄く、勝負のポイントはコストパフォーマンスや耐久性といった点である。しかしこれは本来、個人的な輸送手段の自動車に対して優先事項でなく、私がほしいクルマ!に結びつかない。』
という記事があります。エモーショナルな部分をお伝えするのが私たちの使命です。限界を作らずにやりましょう。