今朝の朝刊では一斉にハイブリッドモデルのことが掲載されていました。
BMWのエフィシェントダイナミズムとは高性能と低燃費を両立させるという長期的な戦略であり、3つのステップがあります。今回のハイブリッドモデルは2つステップに当たります。
最初のステップは現状のモデルを通じて効率的なエンジンや新素材の使用によるエネルギー効率化を図っていくというもの。2つ目はハイブリッドモデルなど多角的なアプローチを行うもの。そして、最終的にはCO2を全く排出しない水素を内燃機関として利用するというものです。
一般的には家庭電力による電気自動車が環境的に優れると思われがちですが、発電を行う発電所が石油や原子力でまかなわれている間は決して環境に優しいとは言えません。また、発電所からの電力が送電線を通して流れるうちに、その40%が熱として消耗されているという現実からは、非効率であることが見逃されています。
BMWの環境技術に社会資本が追いつけば、より環境に優しく低コストな高性能車の導入が進むことでしょう。