TVで加藤ミリヤが面白い話をしていました。
人生で影響を受けたのがだれかという問いに対しての番組です。知らべてみると、加藤ミリヤという歌手は13歳でソニーミュージックから認められ、高校生で既にメジャーデビューした天才でした。当然ながら周りに求めるレベルは非常に高く、スタッフとの関係もぎくしゃくしていたそうです。
それが北野武監督作品の『アキレスと亀』を観て、考えが変わったと言うのです。この作品は北野武演じる芸術家の持つ芸術家ならではの傲慢さを表したと言われています。この映画を加藤ミリヤが観て、自分と同じだ!せっかくの芸術も伝わって初めて芸術となる、とご本人が感じたというのです。
それ以来、加藤ミリヤはスタッフ全員を大切にし、差し入れや環境に気を配ることは当然となったそうです。そこには自分の音楽性だけを求める姿はなく、スタッフ全員がチームとして理想の音楽を求めている形が伺えます。
だからこそ、加藤ミリヤは「売上にもこだわっています。」と言い切っていました。なぜなら、スタッフの生活があり家族がいて、これを守ることが、自分の使命であるという思いがあるのでしょう。
ちなみに、加藤ミリヤは1988年生まれの27歳。27歳の女性がスタッフ全員の生活にまで思いやって仕事をしているのです。
さあ、私たちはどうでしょう。自分が!ということが前面に出ていませんか。会社全体の向上や効率化を意識した行動ができていますか。27歳の女性ができていることを、いろんな研修や勉強会を行っている私たちができないはずがありません。
新年のキックオフを思い出して下さい。今年は絶対に黒字化して50周年を称える最高の年にしたいと思います。『日本一感動いっぱいの会社』 ~人が感動を作り、感動が人を造る~。
環境が悪くても、十分でないことがあっても、責任を外部に求めても解決には至りません。できると信じてチームワークを確立すること。ベクトルを合わせて、実現を信じること。強い強い気持ちをもって行動しましょう。「感謝と決意」をもって今年を成功に導きましょう。
突然、愛媛県からいよかんが送られてきました。びっくり!!!
差出人のお名前に覚えもなく、一瞬テロか?なんて思ってしまいました。
中身を開くとお手紙が出てきて、安心したやら嬉しいやら。まずは報告致します。
昨年の12月に愛媛の方がBMWに乗られて石川県まで旅行にいらっしていました。フラッシャーの故障ということで当社に入庫したということですが、その際の接客がとても良いということで、わざわざいよかんを送って下さったのです。
いやー。嬉しいですね。社内では「私がお出迎え下から!!!」とか、「俺が説明したからだ。」とか、自慢話が盛り上がっています。本当にいいですよね。この手の自慢話は。
1年か2年に一件程度、このように旅の途中ながら当社にお寄りになって、その接客や対応に感動されて帰郷したのちにお手紙を頂くようなことがあります。
通常のCS調査には表れませんが、でも私たちの誇りです。今回いよかんを送って頂いたお客様、本当にありがとうございます。もっともっと、歓んで頂けるように社員一同『日本一感動いっぱいの会社』にするべく頑張ります。
2014年3月13日のつぶやき 出世する行動 で杉村泰蔵さんの話を書きました。テレビでの所さんとの掛け合いを私が要約して載せたものでしたが、今回はご本人が書いた文章がありましたのでご紹介致します。
もちろん、出世の足掛かりと考えるか、お客様への食い込みの手段と考えるかはあなた次第ですね。
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■世間が求める役割ならバカも演じきるわらしべ長者
杉村さんの「場の空気を読む力」は証券マン時代に培われた
「本当のバカにバカはできませんからね」。元衆議院議員でタレントの杉村太蔵さん(35)は世間の評価について演じている姿と強調する。
自分がやりたいことではなく、置かれた立場で全力投球する。国会議員やタレントとしての活動は、周りの空気を読む必要に迫られることが多い。証券マン時代に上司と出かけた接待の場で覚えた間合いの取り方が生きている。「今の私の99%はこの間に培った」と振り返る。
上司からコーヒーを買ってくるよう頼まれたら、好きな味や砂糖やミルクの有無を理解したうえで手ふきを添えて渡す。蛍光ペンを依頼されたら、指定の色に加えて別の色も複数そろえ、ノートも併せて届ける。「1つのオーダーに1品加えて期待以上の働きをする」ことを学んだ。
そこまでやるか。周囲にそう思わせる原動力は、大学時代からドイツ証券入社までの挫折に遡る。札幌の高校生時代、国体のテニスで優勝し、筑波大時代は「一生懸命やればやれないことはない」と思っていた。ところが司法試験に不合格。6年籍を置いた大学も卒業できずじまいだった。派遣会社から紹介を受けた清掃員として社会に出た。
「将来が描けずつらい日々」だったが、必死にトイレを磨いた。そんな自分に声をかけてくる外国人がいた。「なめられるぐらいピカピカにしておきました」と話すと大笑いされ、打ち解ける。彼は担当していたビルに入っていたドイツ証券の幹部。「1週間後に入社試験があるから受けなさい」と提案された。「頑張れば次につながる」と感じた。
「月給は年齢×1万円が目安。これを超えると趣味に費やせ、人生は豊かになる」。今の楽しみは興味がない分野の本の購入。最近買った野鳥に関する本からは鳥インフルエンザの原因を知った。「1ページでもへぇーと思えれば価値がある。ぜいたくな遊びは生活に余裕があるからできる」
何の写真かと思われたことでしょう。
タリーズお奨めのブラウニー・モカ。新商品です。この写真を撮って置こうと思っていたのが、ある事件で何もかも忘れて飲み干してしまいました。
もっとも、このブラウニー・モカも「テラスで飲まれるようなので通常よりも熱くお作りしました。」と気働きをしてもらったのですが。
この新商品をもってあるタリーズのお店で店長とミーティングをしようとしていた、というよりも始めていました。
その時に、可愛い子犬を連れた可愛いお嬢さまが私たちのところに戻ってきたのです。
彼女は私たちよりも先にタリーズでお茶を楽しんでいました。子犬が可愛くて、とても印象に残っていたのでした。
話を元に戻すと、そんなことでそのお嬢さまが私たちに近づいてきた時に、まさに私たちに何か言いたいことがあるというのを感じたのです。
「あのー、会議をされているようで、お忙しいと思いますが、・・・ごめんなさい。どうしても、・・・言いたいことがあって…。」
か細い声で、そのお嬢さまは訴えるように話をされました。お顔に緊張感がほとばしっています。
「こんなことを言っていいのかわからないんですけど、・・・わたしは、・・・このお店が大好きなんです。このお店がというよりは、・・・ここで働いている方々が、・・・親切で、・・・大好きなんです。」
私も店長も、この時点になってやっとこのお嬢さまのお話の意図が分かり、立ち上がり、
「ありがとうございます。」深く深くお辞儀をしました。
「すみません。でも、・・・どうしても言いたかったんです。」
最後には、そのお嬢さまは緊張のせいで涙ぐんでいました。横にいた店長も涙ぐんでいます。見えなくなるまでお見送りをして、
座った途端、写メを取るはずのブラウニー・モカを一気に飲み干してしまいました。
やー。これこそが『日本一感動いっぱいの会社』。
そう思ってみても見なくても、そのタリーズのお店には賑わいがあり、笑顔があり、挨拶があり、店頭の告知も確りされています。誰にでも「うちのお店です。良い店です。」と大きな声で言えますね。
店長、そしてフェローの皆さん、こんな嬉しい場面に遭遇させてもらいありがとうございます。一人でも多くのお客様に感動してもらいましょう。そして私たちも感動しましょう。人が感動を創り、感動が人を造る。そんな瞬間でした。
他社の例ですが、気働きのとっても良い例なので一読下さい。上田さんが教えてくれました。
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お疲れ様です。
「特別な対応」に関してご参考に。
・これは先週末開催の輸入車ショウのあと、石川〇ナセが日曜日の夜に打ち上げをした際のお話です。
予約は、石川〇ナセとだけ伝えたそうです。
それなのに、食事会場(韓国料理)のお店に行くと、このようなメッセージカード(添付確認)が置かれていて、社
員一同、感動し疲れが飛んでいき、お腹も心もとても満足したそうです。そして社員はその対応をSNSで発信していました。
*石川〇ナセも今CSをとても重要視していますが、その人たちを感動させた一例です。
皆同じ対応ではなく、その人一人ひとりの背景や状態まで考え、行動をしていきたいですね。